和紙 特注が完成

昨年12月に福井の岩野平三郎製紙所へ和紙の相談へ

思うような厚みの和紙が無く、せっかくなら特注で作ってもらおうと相談にいき

無事完成
届きました

和紙は寒い時の方が良いとされるのでタイミングも良かったです
(寒漉きといいます)

和紙の原料一杯分(一舟) 大きなお風呂に和紙の原料が入っていてそれを全て漉く量のイメージ
を買い取るという形で話が進み
約70枚の和紙ができました

サイズは約一畳
学生時代に画材屋で見た時は杉の木の箱でしたが、現代は頑丈な段ボール

中を開けると和紙の香り(練り材)
多少のばらつきもokでお願いしたので厚みも多少ありますがなかなかの出来栄え

耳付きとよばれる裁断前の状態できました

なにより特別にお願いしたというところが嬉しいです
材料も国産楮
神郷紙じんごうし 特注です

あらためて我々が手にするまでいろいろな工程、検品があるんだと改めて思いました



薄さもこのくらいで、滲み止めをして後ろに別の紙を貼り(裏打ち)強度を高めます

楽しみです
少しづつですがこの紙も作品に登場予定です

日本画家
楚里勇己
今回納期がおおよその期間のため見事にモノタロウからのプチプチの届け日と重なり玄関がかなりの量に