耕 たがへし 会場様子

2/22まで日本橋 小津和紙ギャラリーで開催の
耕 たがへし

連日多くのお客様がいらっしゃっています

和紙専門店の2階ということもあり、質問をいただくことも多いです

会場には和紙の原料の楮 茨城の大子那須楮 
楮を刈る鎌 
また日本画の接着剤である膠 大崎膠
鹿や牛の革を剥ぐ道具なども展示しています


楚里は桜と藤を描きました


掛軸 シャンパンゴールドに藤城に合うようにシックな印象に
額もそうですが表具によってかなり絵の印象が変わります

また、今回は膠と和紙の研究、試作の意味も含めて各作家同じサイズで作品を展示

赤いアネモネは楚里の作品
改めて日本画は1人では描けないことを実感


今までで1番透明度が高く上質な膠でした

今回の展示はメンバーの金子朋樹氏が発起人となり
藤田飛鳥氏が各和紙職人、膠職人の方と日々コミュニケーションを計り道具や材料をお借りすることができました
お二人は大学の先輩であり、在学中に在籍していた日本画の材料を育てるサークルの部員でもありました

写真提供 星和真 藤本桃子


今回の展示と新たな気付きに感謝します

会期は22日までです

小津和紙ギャラリー

日本画家
楚里勇己