母校 東邦高校美術科にてトーク

12/20

母校である愛知県私立東邦高校美術科の生徒の方々にむけてトークイベントを行いました

自分が在学中は旧校舎でしたので新しい校舎の綺麗さに驚きました

とはいってもできてもう10年らしく時間を感じます


トークの前に美術科担当のK先生に美術科の専門棟をみせていただきました

K先生といっても
自分が高校在学時ひとつ上の先輩で
同じく東京芸大の先輩でもあるので高校で指導されているのが不思議な感じです
(K先輩は一浪、楚里は二浪のため大学入学時は楚里が一年のときにK先輩は三年でした)

美術棟は開校100周年美術科30年記念であたらしくつくられたとのこと

道を挟んで真新しい建物があります

この建物なんと美術科だけのための建物です

国公立大学より綺麗で整った環境、先生方と建築士とかなり話し合いがあったようです


大学よりきれい、、、羨ましい、。というのが感想

これは嬉しい
入って驚いたのが自然光のきれいさ、ものを自然にみる 光の方向がきれいに計算されています

壁のアールが綺麗なこと

デッサンの考え方から先の話ですが受験もほぼ窓からの光なので高校からこの環境はとても良い

ちなみにこの部屋らは2階
日本画のスペース 棚がつくられて作品も離れてみることができます

我々の時はわざわざイーゼルを出してという感じでした、反対面にも同じ壁があります
注目すべきは収納 いたるところに収納がありサイズも画用紙、道具類、剥製や石膏像、各専攻のものがはいる高さに調整されています

そして油絵室
こちらは一階
木炭デッサンと裏側では油絵の大作がありました

機能的でガラスからは自然光が柔らかく入ります




他にデザイン専攻もMacから色彩構成一式まで、また彫刻は室内でデッサン、そのまま建物下半野外で塑造、粘土や木彫が彫れるスペースがありました
お隣は公園という立地◎

美術科職員室も入りやすいムードでこちらは昔と変わってな嬉しいところ

トークは作家になるまで、在学中何をしていたか、大学では何をしたかなどなどを話しました

とはいえ、高校の友達はずっと友達であり
くだらないことをたくさんすることが大事であります
振り返れば今できないことばかりです

高校1.2年対象だったので話の内容を受験に振りすぎず広く将来の夢の方に広げ
今高校同級生が何をしているかなども話をしました
(一番盛り上がったのが河合楽器でいまピアノをデザインしている同期の話になってしまったのは笑い話です)

少しでも実りある時間になってくれればと思います

東邦高校ホームページ
 https://www.toho-h.ed.jp/



日本画家
楚里勇己