楚里の作品すべてに裏打ちという作業をしています
絵を描いてある和紙の裏側に別の和紙を貼り強度を増したり、パネルなどからでる灰汁から守る役割などがあります
この裏打ちという行為は何度も行う(貼ったり剥がしたりすることにより)ことができ、その分絵を描いている作品(本紙)を守ることができ何百年にも渡り作品を守ることができます
小さな作品だと裏打ちを省く作家もいますが、和紙好きな楚里はどんなちいさな作品もしっかりと裏打ちをします
そしてそんな裏打ちの紙、素材は楮(こうぞ)です
知り合うことができた高知の和紙職人の方から新しいサンプルを取り寄せ、発注しました
素材ももちろん100%楮です
ちなみに和紙の単位は
匁(もんめ)
といい、重さ=厚くなるイメージです
このくらいの厚み、感じはすべて感覚、手触りです
楮100%かパルプなどの不純物が入ってるかも手触りでわかります
発注し、近日中に到着予定
作品に使うのが楽しみです(裏側なので見えませんが)
しっかりした素材は長く持つ事ができます